乾燥肌が気になりはじめる方も多い秋シーズン。秋の乾燥肌にケアについてお話します。
秋や冬が近づくと、乾燥シーズンの到来しますね。
夏は汗でベタベタすることが多く気にならなった肌なので保湿などのケアが滞っていることも多いです。
そのケア不足のお肌が一気に乾燥し始める時期となります。
秋～冬シーズンに乾燥肌にならないためのリカバリーケアをして行きたいところですが、
その原因となるのが「夏のお肌の手入れ不足」で秋冬になると乾燥肌になってしまいます。
お肌は夏の間も乾燥しつづけているのか？
夏は暑いし汗もかいて保湿はしない方も多いです。
しかし夏は肌にとって乾燥するための条件が揃っています。
乾燥肌になる条件
- 強い紫外線
- エアコンで冷えた部屋で過ごす
- 扇風機の風
- 靴下を履かない
これを秋冬シーズンにしていることを考えれば乾燥まっしぐらな過ごし方ですよね…
乾燥肌の原因
- 紫外線でコラーゲンなどを作る細胞がキズつける
- エアコンが肌の水分を奪っていく
- 裸足で過ごしたかかとがカチカチになる
お肌を乾燥肌に知らず知らずうちに招いている可能性があります。
ほっておくと乾燥した肌になるので、実際には夏の間こそ保湿をする必要がありますが、
秋冬になる前に始めておきたい乾燥肌にならないためのスキンケアが大切です。
秋冬前に乾燥肌を防ぐ４つの対策！
秋冬も保湿効果のある日焼け止めを使う
まず何と言っても乾燥肌になる一番の原因は「紫外線」です。
乾燥肌はもちろん、肌老化を招くと多くの皮膚科医師が警告しています。
これは昨今の「気温上昇＝紫外線量の増加」がありますので秋冬シーズンも日焼け止めの使用を忘れないことが大切です。
もちろん、秋冬なので、夏に比べると紫外線も強くないので、SPF10～30／PA＋＋くらいの日焼け止めで充分です。
秋冬の間は汗をかくことも少ないのでウォータープルーフタイプ（クレンジングが必要なもの）でなく、
お湯や石鹸で簡単に洗い流せる保湿効果がある日焼け止めが良いと思います。
「セラミド」配合アイテムで乾燥によるシワを予防
「セラミド」高配合された化粧品が乾燥によるシワ対策に最適です。
肌のバリア機能を強化するたですが、セラミドは色々な種類があります。
おススメなのは人肌と相性に良いヒト型セラミドが配合されているものが良いです。
「セラミド」は外的刺激からお肌を守ってくれるので、乾燥によるシワ対策となるのはもちろんですが、
乾燥を含め秋冬シーズン特有の肌トラブル改善にも効果が期待できます。
角質ケアで硬くなったかかと対策
以外にも夏の日焼け対策を忘れがちな部分がかかとです。
冬になってふと気がつくとひび割れしていることに気づく…
紫外線を直接浴びる足とかかとですが、夏はサンダルで過ごすことが多いです。
夏場は靴下を履かない時間も多く「かかとがカチカチ」「足全体がカサカサしてる」ことに気がつきます。
すぐに角質ケアをしようと実行するのですが、角質ケアを間違った方法で行うと状態を悪化させたり、次のトラブルの原因になったりすることもあるので注意が必要です。
きちんと角質ケアをして保湿もしっかりしているのにかかとの乾燥が悪化したり改善されない場合は、
「かかと水虫」の可能性もあります。このような場合には、皮膚科にいくことも検討しましょう。
スキンケアアイテムの浸透は角層までが多い
スキンケアアイテムの盲点と言えるのがこれです。
ほとんどのスキンケア化粧品の広告では、「美容成分が肌に浸透」と売り文句でも、
注意書きなど小さい文字で「角質層（または角層）まで」との記載があることが多いです。
なぜこのような記載になっているかというと、「美容液の成分は真皮までは届かないこと」と薬機法（旧薬事法）で規定されている背景があります。
幸いにも乾燥肌の原因は、表皮の角質層が原因の場合が多いです、
ですので美容液を活用して保湿することで予防や改善効果を期待することができます。
だから乾燥が原因で目立つ毛穴、くすみ、小じわなどは改善することが可能です。
注意点としてはエイジングケア化粧品や美容液は、真皮が原因となる深いほうれい線やシワ、ゴルゴライン、マリオネットラインなどは、改善は難しいです。
体の内部から守る乾燥肌対策！
先ほども記載しましたが、多くの化粧品は真皮まで浸透させることができません。
乾燥肌を防ぐためには、体の内部からの対策も必要になってきます。
体内部からの対策のポイントは「食べ物」となり食生活の改善が大切になってきます。
対策として下記のような食物が良いです。
コラーゲンなどのタンパク質を摂取する 大豆や納豆、肉、魚など
特に納豆は、たんぱく質・ビタミンEなどが豊富に含まれていまるのでおススメです。
大豆からできている納豆は、女性ホルモン様物質であるイソフラボンなども含まれ、乾燥肌対策に大変有効です。
イソフラボンには、コラーゲン生成を補助し、肌のハリや弾力を維持に役立ってくれます。
さらに、ビタミンB2も含まれることで、肌の新陳代謝もサポートしてくれる強力な味方です。
その他には、
・オメガ3系などの必須脂肪酸 えごま油など
・ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれる食品
例えば、パプリカは、最もビタミンCが豊富に含まれる野菜の1で、
β-カロテンやビタミンEなど乾燥肌に効果がある豊富なビタミンがに含まれています。
体の内部から乾燥肌対策をするためにも、これらを参参考にして頂き食生活改善を楽しみながら積極的に取って行くと良いです。
秋冬に起こる乾燥肌の対策の「まとめ」
夏の間にダメージを受けた大切なお肌を、秋冬が始まる前からしっかり対策して行くことが大切です。
本格的な乾燥シーズンである冬が到来しても、潤いある素敵な肌で気持ち良く過ごせるように対策をして行きましょう！