夏にダメージをうける肌の「夏老け」ひと夏で3年老けるとも言われているのをご存じですか?
アンケートによると女性が感じる夏の肌不調は7割。
紫外線はもちろんのこと、外出時の汗、室内でもエアコンによる乾燥や冷え、寝苦しさからの不眠などなど……
40代以降の女性は、ひと夏のダメージが取り戻しにくい傾向にあります。
紫外線や暑さによるダメージを修復しきれずに肌老化を進めてしまいます。
スキンケアも暑いからと間違った手抜きをしてしまいがちになる夏。
肌がゴワゴワして毛穴も目立つ、強い紫外線を浴びて角質が厚くなり、噴き出る汗で湿疹ができてしまうなど、
「夏の肌老け」は、ひと夏に3年老けてしまうとも言われています。
夏が終ったときには、悲惨な「肌」状態になっていることも多いです。
夏老け肌の外的要因はどんなものがある
紫外線や汗など夏の肌ダメージが肌の「肌の老け」を加速させてしまいます。
・ 紫外線
・ 暑い時期の食生活
・ 暑さによる疲れ
・ 寝苦しさからの不眠
・ 暑さでのストレス
「肌の老け」の加速は、これら夏の肌ダメージの原因となります。
夏の紫外線は少量でも肌にダメージを与えます。もちろんシミやシワの原因になります。
それと並行して暑さで寝つきが悪くなると睡眠の質が悪くなり、暑さのストレスも重なることで、肌ダメージの修復が追い付かない状態になっていきます。
また夏は糖質過多になりがちで、食事が原因で麺類や甘い飲み物など喉越しの良いものを口にする傾向があります。
夏の肌老化の対策は?
40代のあなたの肌老化の原因にはいくつかありますが、それぞれの原因についてどのような対策を取ればよいのかが知りたいですよね。
・夏の紫外線や暑い時期の偏りがちな食生活の改善
基本的に食生活で大切なことは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物を積極的に摂ることです。
とくに、大切なことは、肌老化の引き金となる抗酸化対策です。
・抗酸化を意識して食べ物を摂取する
最近話題となっているファイトケミカルがあります。
ファイトケミカルの特長はその大きな効果は抗酸化力で肌の酸化を防ぐ力です。
抗酸化力が弱くなるとお肌が老化しやすくなってしまいシワやシミなどをもたらすと言われています。
ファイトケミカルも、美肌のためには意識したい栄養素です。
是非食べ物から摂りたいですが、 バランスのよい食事と抗酸化力の高い食べ物を多めに摂ると、紫外線による肌ダメージの軽減に繋がります。
肌老け対策に効果的な食べ物は
ファイトケミカルを豊富に含む食べ物
カテキン → 緑茶
フラボノイド(イソフラボン) → 大豆
ポリフェノール → 赤ワイン
アントシアニン → ブルーベリー
システィンスルホキシド → ニンニク
リコピン(紫外線対策にも良い成分です) → トマト
チモール → オレガノ
ビタミンAが豊富な夏野菜
ピーマンやトマト、インゲン、しそ、モロヘイヤ
ビタミンCが豊富な夏野菜
ピーマンやゴーヤ、トマト。併せて、ビタミンCが豊富なフルーツの摂取ができると効果的。
ビタミンEが豊富な食物
大豆や落花生
エイジングケア化粧品で夏のダメージ肌のアフターケア
40代のあなたもご存知のとおり、紫外線は活性酸素を増やし、お肌の酸化をもたらし、秋ごろになると知らない間に肌老化の引き金になります。
なので、外から抗酸化作用のある成分を補うことが必要です。
抗酸化作用のある成分
ビタミンA誘導体
ターンオーバーの促進やコラーゲンの産生のサポート、皮脂分泌の抑制、紫外線ダメージの軽減することで肌老化の影響を少なくする働きがあります。
ビタミンC誘導体
メラニンの生成を抑える作用と、できてしまったメラニンの色素を還元してメラニンの沈着を防ぐ働きがあります。なので、美肌をキープすることや美白作用などの働きがあります。
ビタミンE誘導体
酸化した不飽和脂肪酸を安定した物質へと変化させ、酸化が進まないようにするはたらきがあります。つまり、抗酸化作用の働きがあります。
ナールスゲン
表皮のグルタチオンを増やすことで抗酸化作用を発揮すると言われています。
線維芽細胞への紫外線のダメージを軽減することで光老化を抑制する実験データもあります。
フラーレン
コエンザイムQ10
化粧品成分としては「ユビキノン」と呼ばれ、抗酸化作用や保湿作用を発揮します。
まとめ
夏はもちろんのこと秋になる前頃より、紫外線のアフターケアを行うことが大切です。
肌老化を守るために、効果のある成分が配合されたエイジングケア化粧品で使ってケアして行きましょう!