スキンケア 日焼け対策

敏感肌の方のためのUVケアアイテム選び

そもそも敏感肌とは、何らかの原因でお肌のバリア機能が低下するために引き起こされると言われる状態です。

お肌のバリア機能の低下することで皮膚の角層が不健康な状態になり少しの刺激でも反応してしまうことです。

このように敏感肌はっきりした定義があるわけではなさそうなことからも、

少しの刺激で違和感を感じたことで自分は「敏感肌である」と判断してしまう場合もありそうです。

特に季節が変わるシーズンは敏感肌と感じることも多くあります。

敏感肌が長い期間続くと「乾燥が進む」「ターンオーバーが乱れる」「バリア機能が低下する」などの悪循環を繰り返してしまうこともあります。

敏感肌といっても、具体的にはどんな症状を言っているのかあいまいなことが多く、なんとなく敏感肌ではないかと思っていることが多い可能性もあるのです。

ポイント

敏感肌の具体的な状態をしり、UVケアアイテム選びの基本を知る

敏感肌の定義はあるのか?

敏感肌に関する定義はありません。

医学的に「敏感肌」という病名はないとの調査結果でした。

ただ敏感肌の最も大きな原因は、バリア機能低下によるお肌の「乾燥」と言われています。

間違ったスキンケアや生活習慣によって、お肌が敏感肌になってしまうことも多く敏感肌を改善するための基本は「保湿」となります。

敏感肌の基本対策は?

すぐに思いつくのは化粧品を選びではないでしょうか。

敏感肌向けという化粧品も多く見かけますので、敏感肌の方は特にこの点に注意し化粧品を選んでいると思います。

もちろん敏感肌用の化粧品を使ってみたけど合わなかったという意見も多く見受けられることからも、自分に合った化粧品を選びは時間のかかる作業かも知れません。

その中で、敏感肌の方が特に困るのは、日焼け止めだそうで、敏感肌の8割の女性が自分の合う日焼け止めが見つからないとのことです。

敏感肌の人の日焼け止め対策の実態は?

敏感肌の女性は、紫外線対策はどのように行っているのか?

実際に敏感肌の方が日々のスキンケアにUVケアアイテムを使う頻度はどれくらいか調べてみました。

(日焼け止め、UVケア効果のある化粧下地などを含む)

  • 半数以上がほぼ毎日年間を通してUVケアアイテムを取り入れている
  • 35%の方が紫外線が気になる季節、レジャー、スポーツなどのときのみ対策を実施

季節的な視点では、

  • 日焼け止めやUVケアに力を入れる季節は夏が多く、次に春となります

春以降が多いことから日差しが強まる季節から日焼け止め対策をされる傾向が高いです。

秋や冬は日差しからの紫外線が弱いと感じUVケア対策が少なくなるようです。

敏感肌対策は状態により工夫が必要

紫外線ダメージ

紫外線はバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れなどに悪影響となり、真皮や繊維芽細胞にダメージを与えます。

敏感肌への影響だけでなく、お肌の老化原因にもなりほうれい線やシワの原因になります。

このように紫外線は敏感肌だけではく、あらゆる肌トラブルに悪影響があるため、

日差しの強い季節だけでなく日焼け止め化粧品などでしっかりと紫外線対策を行う必要があります。

遺伝や体質などの対策

アレルギー体質や、遺伝的に肌が弱いなども敏感肌の原因になり、通常の保湿対策を行っても敏感肌が改善しない場合があります。

このような場合は、化粧品による保湿対策よりもまず皮膚科などを受診することが大切です。

敏感肌の方のための紫外線対策の基本

紫外線対策はエイジングケアの基本ですが、敏感肌であれば普通の人以上の紫外線対策が必要となります。

しかし日焼け止め対策は、お肌に負担を与えることから、まず日焼け止めを使わない紫外線対策をするようにしましょう。

物理的な紫外線対策として「身に着ける洋服」があります。

白いものより黒っぽいものが紫外線の透過が少なく、デニムなら0.1%しか紫外線を透過しないので対策として有効です。

その他にも「日傘」「帽子」「サングラス」など物理対策は必須ですね。

特に目への紫外線は色々な症状を引き起こすので必須で紫外線の強い場所に出向く時は忘れず対策しましょう。

敏感肌の人が選ぶ日焼け止めとは?

敏感肌の人が日焼け止めを選ぶときに重視している点として、

  • SPF値、PA値の高さ
  • 敏感肌向け
  • 口コミや評判
  • ブランドやメーカー

概ね一般的な選び方とそれほど違いはありませんが、口コミをみて同じ敏感肌の方のクチコミを参考に選んでいるそうです。

敏感肌の人が日焼け止め利用でで困ることは?

敏感肌の人が日焼け止めでのや困ってことと言えば、「肌が乾燥する」ことではないでしょうか。

敏感肌の人が一番気にするのが「肌の乾燥」ですが、どのように対策すれば良いのでしょうか?

敏感肌の方のための日焼け止めの選び方

  • ノンケミカル(紫外線吸収剤フリー)
  • 無香料・無着色で低刺激
  • 落ちやすいものお湯や石けんだけで落とせる
  • 日焼け止めには、大きく紫外線散乱剤(ノンケミカル)と紫外線吸収剤(ケミカル)の2種類がある

紫外線散乱剤とは?

紫外線散乱剤とは、肌表面で紫外線を反射させて紫外線をカットするもので、肌に吸収せず、刺激が少ないので敏感肌の方はこちらがオススメです。

紫外線散乱剤のデメリット

  • 白浮きしやすい
  • 塗り心地が悪い
  • 汗で崩れやすい
  • 紫外線吸収剤より弱い

紫外線吸収剤とは?

紫外線吸収剤とは、いったん、お肌に成分が吸収されるので、敏感肌の方には刺激を感じる場合があります。

敏感肌の人たちがUVケアアイテム選び(まとめ)

敏感肌の方の紫外線対策は、難しいということでしたが紫外線散乱剤がおススメです。

紫外線散乱剤にありがちな白浮きもなく、保湿成分も配合されているので、紫外線対策として安心して使用することができるので参考になさってくださいね。

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