ワキガ

脇汗、ワキガに悩んだ時の間違ったケアとは?

ふと気になる脇汗、ワキガですがケアの方法について正しく理解していますか?

何となくしている脇汗、ワキガのケアは、逆に脇汗やワキガを増大させているかもしれません。

ですので間違ったケアをすると逆効果になっていることもあるので注意が必要です。

ポイント

間違った脇汗、ワキガのケア方法と正しいケア方法について

脇汗、ワキガの逆効果なケアとは?

逆効果なケアは、汗腺と皮脂が大きく関わっています。

もしこれらのケアをしていることがある場合、正しいケアをしたほうが良いです。

脇汗、ワキガの逆効果なケア4つ

  • ① 乾いたタオルなどで脇汗を拭いている
  • ② 誤った方法による脇のムダ毛処理をしている
  • ③ 下着に化繊素材のヒートテックやエアリズムを使用
  • ④ 季節感のない快適な環境で過ごしている

① 乾いたタオルなどで脇汗を拭いている

乾いたタオルは汗を拭くことが脇汗、ワキガの方に限らず、多くの方がしています。

汗をかいていると乾いたハンカチやタオルなどでふき取ってしまうのは普通です。

乾いたタオルは汗をたくさん吸ってくれるので拭いた後の爽快感はたまりません。

乾いたタオルで脇汗を拭いてしまうのは何が逆効果なのかですが、

脇が汗腺が多く存在しており他の部位と比べても多く汗をかきやすい部位です。

汗腺は非常にデリケートで、乾いたタオルで拭くことで痛めてしまいます。

また脇の汗腺の出口である皮膚には、臭いの引き金となる「皮膚常在菌」があります。

腋毛には、ワキガや汗臭さを倍加させる皮脂を分泌する皮脂腺があり、臭いの引き金になる「皮膚常在菌」や「皮脂」を取り除く必要があります。

こういった脇を乾いたタオルで「皮膚常在菌」や「皮脂」を除去することは難しいです

「皮膚常在菌」や「皮脂」を除去する良い方法

濡れたタオルを固く絞って、脇の部分に押し当てるだけ。

ただ注意すべきことは「こすらない」ことで、こすることで皮脂腺を痛めるだけでなく「脇の黒ずみ」になります。

脇の肌は非常にデリケートな部位なので「やさしくしてあげること」が大切です。

② 誤った方法による脇のムダ毛処理をしている

脇のムダ毛処理は必須で、腋毛によって脇汗がムダ毛について、そこに皮膚常在菌が繁殖し、ワキガ臭を増幅してしまいます。

間違ってはいけませんが、「毛抜きなどで脇のムダ毛処理をする」のは間違いで、脇の皮膚は非常にデリケートな部位です。

無理やり毛抜きで処理すると脇にある毛穴(腋毛と皮脂腺がつながっています)を痛めてしまったり、この毛穴につながっているアポクリン汗腺を刺激してしまいます。

汗腺には汗臭さの原因となるエクリン汗腺とワキガの原因となるアポクリン汗腺の二つがあります。

アポクリン汗腺は、皮膚常在菌が皮脂をエサとすることで発生させるワキガの発生源となっており、毛抜きによるケアナへのダメージやアポクリン汗腺を刺激するのは、臭いを発生させる原因となり逆効果です。

最適な脇のムダ毛処理とは?

腋毛処理「剃ること」が最適な対策です。

ただこと「剃る」という方法も、脇の皮膚を傷める原因となりますので、もちろん、シェービングクリームを使うことを忘れないことが大切です。

また、腋毛の処理も回数がおおくなると脇の黒ずみの原因になります。

これらのことを踏まえ、腋毛の処理回数も少なくして、脇の皮膚へのダメージを少なくすることが大切です。

③ 下着に化繊素材のヒートテックやエアリズムを使用

発熱作用や汗を吸収することでひんやり感をだすことで人気のヒートテックやエアリズムは、今では多くの方が持っています。

ただ、脇汗やワキガの視点から見ると、この「汗を吸収する」という素材は注意が必要です。

この素材は「化繊」というもので作られており、ポリエステルやアクリル、レーヨンなどの化学繊維は、汗の吸水性が悪く蒸発しにくく脇に汗がこもってしまうという側面があります。

ヒートテックは熱により体内が温めますので「皮膚常在菌」に最適な環境になり繁殖しやすい環境を作っていることになります。

この結果「ワキガ」が強くでる可能性もあります。

脇汗、ワキガ対策に良い下着素材とは?

下着を着用することで肌と間に摩擦が生じますので、下着を付けないということは無理です

また化学繊維はどうしても摩擦力が強いことが多く、ツルツルしていて摩擦が少ないように感じますが「痒くなったり」、「肌あれ」などは、化学繊維でできた下着に多いです。

ですのでできるだけ肌との摩擦を減らす意味でも風通しの良い自然素材である綿や麻、シルクは有効な下着が良いです。

④ 季節感のない快適な環境で過ごしている

現代では当たり前になっていることですが、働いている場合には、エアコンなど快適な空間は必須です。

最近は省エネといって、クールビズなども普及し、エアコンの設定温度も28℃いうことも推奨されていますが、実際のところエアコンがかなり効いている職場も多いと思います。

これらの結果、人間が本来が兼ね備えている体温調節などの様々な機能にあまり良くない環境であることが想像に難しくないと思います。

最近の異常な気温による寒暖差による体調不良もあり、エアコンによる体温調節も含め、発汗しにくい環境だと汗腺の働きが予約なった状態となります。

汗腺の働きが落ち込むと必要な時に汗をかくことができずに体温が上昇したりとか汗をかく必要もない状態にもかかわらず多くの汗をかいてしまうという多汗症になったりしてしまいます。

快適環境の悪影響に対する2つの対策とは?

体力をつけること

体力がつくと同時に基礎代謝も向上し結果、必要な時に必要なだけ汗をかくことができるようになります。

体力を簡単に身に付ける方法としては、「ウォーキング」のような長時間続けられる有酸素運動が効果的です。

心臓や肺も無理なく動かすことができ、全身の血流が上がることで代謝量の増加が見込めます。

体内から温めること

例えば、水やお茶などを常温で飲むことなどがあります。

その他、エネルギーを高める生姜などの根菜類やトマトやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜も有効です。

脇汗、ワキガに悩んだ時の間違ったケアとは?(まとめ)

脇汗、ワキガに悩んだ時の間違ったケアと対策ですが、脇汗やワキガに対して即効性があるわけではありません。

継続的につづけることが大切ですが、どうしても、汗やワキガに対応したい場合あるかも知れません。

そんな場合は、何度も使用しなくてはいけない制汗剤を使用するのではなく、本格的な脇汗やワキガ専用の消臭ケアアイテムを使うのも良いと思います。

間違ったケアを知って正しい脇汗、ワキガ対策を進めて行きましょう。

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